CRISIS ~完全犯罪のシナリオ

<ストーリー>

シークレットサービスが護衛する財界の有力者の子息が多数乗ったバラード高校のスクールバスが突如として襲われる。国家の安全を脅かす集団誘拐事件は予想もしない展開を迎える。

<作品イメージ>

シリアス刑事もの打ち切り

<管理人による評価>

★3

<主要キャスト>

  • スージー・ダン :レイチェル・ テイラー
  • メグ・フィッチ:ジリアン・アンダーソン
  • アンバー・フィッチ:ホルストン・セイジ
  • フランシス・ギブソン:ダーモット・マローニ―
  • ベス・アン・ギブソン:スティービー・リン・ジョーンズ

<管理人が実際に観てのネタばれなしの解説>

最初に大事な事を書いておきますと、シーズ1のみで打ち切りとなった作品です。とはいえ、話は強引とは言え「とりあえず完結している」打ち切りのため、視聴しても悔しい思いをする事はありません。

さて、このドラマ、打ち切りになったと書きますと、最初から相当つまらないのでは?と思うかもしれませんが、おそらく1話のストーリー完成度は相当高いものだと私は感じました。正直、「久しぶりにドキドキするドラマが来た!」と思うくらい最初からひきつけるシナリオ展開です。1話で言えば★5をつけても良いくらい面白いのです。

そのため、この1話を観た状態で打ち切りになるのは正直想像がつかないと言えます。

最初の方はこの誘拐事件の首謀者が分からないのですが、かなり最初の方でそれもすぐに分かります。ここではネタバレを避けるために書きませんが、その首謀者が立てた緻密な計算による復讐劇がこのドラマの主テーマになっています。

その細かい作戦の内容を見るだけでも面白いのですが、誘拐された親の行動など、なかなかに興味深いものだと言えます。

そんな面白いと感じたドラマでしたが、打ち切りになった理由は様々だと思いますが、予想としては主人公のあまりに幼稚な理由での犯行、そして首謀者の病的な気持ち悪さではないかと勝手に考えています。いわゆる生理的に受け付けないのではないかと。もちろん役者本人はなりきったのだと思いますが、結構何とも言えない雰囲気に出来上がっています。

ここからが大事なのですが、とりあえず完結している打ち切りとはいえ最終回前に急に決まった事だと思います。そのため、ここまでやるか?というくらい強引な流れに持っていき最終回を無理やり迎えています。それまでは物凄く緻密だった計画が、後半の途中の話から「え?」という展開が増えてきます。そういう展開が出てきた時に打ち切りが決まったのだろうなと分かってしまうレベルです。

トラブルを起こさないように計算しつくしているはずなのに、なぜかトラブルの元になるような事をしていたりと、それはもう計画もうまく行かなくなるよなと思うばかりです。

そして、ラストはまさかの展開。もう制作陣も無理やりショートカットで終わらせるにはこれしかないと思ったのではと思うくらいの強引さです。というわけで、ラストシーンはかなり不満が残る終わり方であるのは確かです。謎なんて残しっぱなしですし、あわよくばシーズン継続の望みがあれば続けたいという制作陣の気持ちも入ったような、やや伏線を残した終わり方でもあります。

1話目の勢いのまま終わっていれば名作ドラマとして残っただろうに・・・と思うばかりの勿体ない作品です。個人的にはラスト数話の強引さを除けばストーリーはかなり好きな方です。

当記事にて紹介している作品に関しまして、いずれのVODサービスで配信しているかなどは各公式ページ内にて自己責任にてご確認下さい。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ